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リンクル・イン・タイムのkokonamaのレビュー・感想・評価

リンクル・イン・タイム(2018年製作の映画)
3.0
【5次元世界に消えた父】

ディズニー映画なら『塔の上のラプンツェル』など観たことはなくても、名を轟かせている映画はたくさんあります。一方で本作、『リンクル・イン・タイム』は全然耳にしたことがない。

Filmarksでの評価も平均2.8とめちゃくちゃ低い。この理由はどこにあるのでしょうか。

①パッとしないキャラクターばっかり
主人公は、中学生くらいの女の子です。宇宙の謎を解くため、研究途中で失踪した父。それからというものの学校でいじめられている。そして、その弟。それから、姉のことが好きな同級生の男の子。この3人の冒険を軸にして物語が進行していくのですが、姉と弟で良かったんじゃないかなという気がしてならない。無理にラブストーリーをねじ込まなくても良かったんじゃないかなと。

②冒険して父に会えたという感動がない
河童の川松みたいな名前の惑星についてから、彼らは父を探す冒険に出かけます。途中、襲ってくるハリケーンや姿形を変えて心に入り込もうとしてくる闇と戦います。弟が誘拐されて、その先には透明の階段が。そこを登っていくと、お父さん!!お父さんと出会うまでの冒険シーンが短いぶん、感動が少ないように感じました。
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