ちゅんり

レッド・エージェント 愛の亡命/愛の亡命のちゅんりのレビュー・感想・評価

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これはラブストーリーでもあるけど、戦争映画に近いなぁ、
冷戦の悲劇。武器のない戦争。
スパイやレジスタンスが身を隠して家族や愛する人を裏切る様な話は、多分こんな美しくなくて本当に本当に惨い形で実在したんだと思う。

美しい方々が美しく描く故に、美しいラブロマンスの様に映るけど。

レベッカ・ファーガソンの二役はちょっと。綺麗だけど、姪っ子はあれいくつの設定なのかと。物語だけでもしんどいのに、別のしんどさ持ってくるなよ…

戦争で幸福なんて得られないんだよね、必ず誰かの犠牲が存在する。こうして時を超えても葛藤や怒りや憎しみさえ生んでしまう。

こういうのはスパイアクションとは違って全然楽しめないんだなぁ。
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