誘拐されて外と遮断された環境で25歳まで育ったジェームズが警察に助け出されて本当の家族のところに戻る。
物心ついた時から毎週ポストに届くSF教育ビデオ「ブリグズビーベアー」を見て育ち、研究することが生き甲斐になっていたちょっと風変わりなジェームスを最初はいつまでも子供番組ばかりに没頭しないで卒業しなさいとか、変わってると心配していた周りも、彼の熱意と人柄にどんどん周りがひとつになり協力していくあたたかい話。
家族がブリグズビーベアーの映画撮影を楽しむ主人公のビデオを見るシーンがじわっと心に響く。
家族の理解と受け入れる気持ち。
友達の優しさ。誘拐していた親の気持ち。
思ったよりあたたかい世界の話で観てよかった。