誘拐されたとは知らずに
数十年間、
偽りの家族と暮らす物語。
彼にとってのヒーローは
いつだってブリグズビーだった。
本当の家族と暮らすことに
なっても中々、環境に順応
できず悶々とする日々。
幼い頃の環境って成長因子に
深く関わるから彼の人生が
これからどうなるのか不安
だったけど、スペンサー始め
友達や家族がありのままの
彼を受け入れてくれた。
映画の完結は、
彼が過ごしてきた人生を
締めくくる一つの区切りとなった
映画作りを通して得た自信は、
本当の世界で彼が前に進めるきっかけとなるだろう。
偽りの両親がやったことは
決して許されることじゃないけど
彼はその両親の元でブリグズビーと共に確かに幸せだった。
だから、憎みきれない彼の気持ちはよく分かる。彼が優しいのは
大切に育てられたからだと思う。
風変わりの作品ではあったが
最後、心が温かくなりました。
よかったです!!!