2073年。人口増加による食糧不足を遺伝子組み換え作物により乗り越えたかのように見えたが、作物の副作用により多胎児が増える結果を引き起こす。人口を減らすには子供を減らすしかないと、世界は厳格な「一人っ子政策」に取り組む。第二子以降は分配局が管理し、「冷凍保存」され「明るい未来」を待つ眠りにつく。
しかし、人知れず子供を隠して育てる親はあとを立たない。「カレン・セットマン」も、出産により亡くなった母の代わりに祖父によって育てられた七つ子たちが演じる一人っ子の女性であった。
思ったよりアクションが生々しくて見れないシーンもあったけれど、落ち着くことなく展開していって最後まではらはらする。
設定も複雑すぎず、７人の個性がわかりやすくて面白い。
欲をゆうなら、もっと７人の楽しい会話を聞いていたかったなあ。
