はる

セブン・シスターズのはるのレビュー・感想・評価

セブン・シスターズ(2017年製作の映画)
3.8
こんな猛暑が続くと食糧不足も現実味を帯びてくる。
深刻な食糧不足解決のために近未来の政府が取った方法は
「1家庭1子の児童分配法」

七つ子として生まれた孫を守るためにウィレム・デフォーおじいちゃんが考えた策がすごかった。
七つ子のような多生児が急増する理由もちゃんとあって、面白い設定でした。
ただ血を見ることが苦手な私。1回ストップして家族に相談に行ったくらいショックなシーンもありました。

最後の方は都合よくお決まりの流れになっていくんだけど、一人で7役こなしたノオミ・ラパスに釘付けでした。
それぞれの個性を把握する前に事件が起こるから、感情移入しきれなかったのが少しもったいないところ。

中国でやってた「一人っ子政策」での問題点も含めて社会保障制度について考えさせられる内容で面白かった。
やっぱりマット・デイモンまでいかなくとも、縮小化するのが1番いいんじゃないかしら。
はる

はる