ブルク13

セブン・シスターズのブルク13のレビュー・感想・評価

セブン・シスターズ(2017年製作の映画)
3.8
家庭では七人の双子がそれぞれの曜日ごとに世の中で一人のアイデンティティとして日々危険と隣り合わせで生きるSFアクション。家の一歩外に出る時には、みんなが同じカレンという役になりきり、家庭内ではそれぞれの個性が顕著に見える。世になりきっていてもあくまで人間である7人の双子は、それぞれの得意・不得意があって、それらが次第に互いの足を引っ張ることにつながる。双子でも、誰かに扮して、自己を押し殺して他者になりきることの難しさが伝わる映画だった。これは、双子でなくても、言えることだと思う。
ブルク13

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