このレビューはネタバレを含みます
代償を払いながらも欲望のままに加速していく商業主義、資本主義のメタファー
暴走するフェミニズムのメタファー
設定や構造は良いと思う
前作同様、ワンダーウーマン1人では独りよがり、思い込み、あるいは自分本位で世界が救えなくなりそうになるが、主に愛する男の英雄的行動や影響で世界を救うようになる、という流れを女性がどう感じるのかは気になる点。人の身でありながらも人を愛し自分を犠牲にしてでも人を救わんとする彼の方がヒーローであるようにも見えてしまうかも。
前作から同じ欠点があるが、ワンダーウーマンが高速で走るときの動きにいかにも合成という違和感が強い。いかにもワイヤーで飛んでるという動きも前作からあった。今作ではワンダーウーマンが飛べるようになるのだが、そこでも同じ違和感がある。