ひかるん

ワンダーウーマン 1984のひかるんのレビュー・感想・評価

ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)
4.5
久しぶりに劇場で見る王道アクション映画でした! 前作(WW1)に比べるとダイアナのやられるシーンが増えたりはしていますが、特にストレスなく見ることのできる爽快な物語です。

前作は敵が神とかいう壮大な存在でしたが、今回は特殊能力を手に入れた人間が中心。しかしそのパワーの源には神々の存在が関わっており、しっかり続編として前作の流れを忘れてないなと思いました。
他のレビューでも見かけましたが、確かにアクション面は前作の方がかっこよかったかも?? でもその代わり物語はより濃いものになっていると思います。もちろん前作も今作もどっちも良いんですけどね。

悪役の話に戻ると、今作の悪役は2人とも、根っからの悪人というわけではないのがよかったです。特に、男の方にはとても感情移入できると思います。最後の、親子の愛には思わず涙しました。

若干ネタバレみたいなことですが、敵をボッコボコにしてハッピーエンド!という映画ではありません!
敵も味方も、誰もが弱い部分を持った1人の人間…。それはもちろんダイアナも。登場する人物たちの誰のことも嫌いになれない、そんな心暖まる映画です。年末に、疲れた心を癒すにはぴったりだと思います!





それはそうと、クリス・パインの目はほんとに綺麗だなあ…。
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