井葉

ワンダーウーマン 1984の井葉のネタバレレビュー・内容・結末

ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

 ワンダーウーマンはシリーズを通してスーパーヴィランの先にある“人の業”と戦おうとしているのだと思う。その描こうとしてるテーマとかスティーヴとの関係、とくに別れのシーンなどハッとするほど上手くいってる部分はあるが、それ以上にアラが目立つ!
 色々考えたらおかしくね?ってとこの連続だ。バーバラはあのまま放置でいいんすか?とか石のルールがいまいち最後までわからないし、ペドロパスカルの動機もいまいちわかんないまま進む。ラストの騒乱とかなにがそうなってそうなってんのかわかんない。

 しかしハッキリ言って満足です!「人間は強欲だ、だか誰しもが本来は善良なはず!その善良さこそ世界を救う!!」っていう甘過ぎる製作者達の願い含め、全編にわたって絵面とかもうアホみたいにヒーローで感動してしまった。かっけくヒーロー参上!とか今どきそのスタイルで飛ぶか!とかもうアホみたいにヒーローで突き抜けてるよ!「ゆけ!!ワンダーウーマンいけーー!」って思えるシーンが確実にあったしあの頃のヒーロー映画的でよき!!
井葉

井葉