ふみぃぃeeeee

ワンダーウーマン 1984のふみぃぃeeeeeのレビュー・感想・評価

ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)
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 本当に観てよかったと思える作品!(注 スーパーヒーローものやDCのことをほとんど知らない人間の感想です…)


 正直なところ前作を鑑賞した際、イマイチ乗り切れない感じがあった。そして、今回は自分自身どういう感想を抱くのだろうと少し不安な気持ちもありつつ今作を鑑賞したが、そんな不安を吹き飛ばす程のポジティブなエネルギーに圧倒された。


 前作よりも雰囲気が明るいのも個人的には好きな部分で、80年代の街の活気であったり、人々のファッションも色彩がひたすらに明るくてとても良かった。そして、そこで一時的に復活したスティーブが未来のアメリカの様子に戸惑いながらも、ダイアナとの再会を2人で喜んでいる姿は愛おしく思えた。


 だからこそ、再び訪れることになるあの場面は刹那的。そして、真のヒーローとして生きていく決意をするダイアナの姿に感動できる名場面だと思う。


 作品全体のメッセージは「自分が本当に大事にしているものを見失わないように」というようなものだと感じた。私たちの周囲を取り巻く情報において、一体どれが真実なのか分かりにくい現代社会だからこそ、響く内容のように思える。個人的に明日の活力になるほど、ポジティブなエネルギーを感じられ、この作品には感謝の気持ちでいっぱいだ。


[2021年 7本目]
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