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ワンダーウーマン 1984のZUSHIOのレビュー・感想・評価

ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)
3.0
第一次大戦を舞台とした「1」とは全くジャンルの異なる映画だと思って良いかと。特に1984年に舞台をしたのも、クリストファー・リーヴ版スーパーマンの持っていた陽気な明るいヒーロー映画をリバイバルしたかったからだろう。
にもかかわらず、トランプのそっくりさんがヴィランでそのトランプの血脈たるネオリベラリズムの祖レーガン大統領のそっくりさんまでが出てきて、当時から今まで続く「欲望資本主義」が人を幸せにはしてこなかったという批評的テーマもきちんと入れてきているところは素晴らしい。ゆえに、もう一人のヴィランのチーター・バーバラが未消化なのが残念なところ。
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