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ワンダーウーマン 1984のN0ahのレビュー・感想・評価

ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)
3.2

ヒーローってどこまでいっても孤独なんだなと強く感じた作品でした。

たった一人の愛する人と一緒にいることすら叶わない。

人間ではないのだから、当たり前なのかもしれないけど、"さよならはもうした"というセリフが本当に寂しくて、切なくて。たった一人を想い続けて一人で未来にきてしまったダイアナのことを考えると、ヒーローでいることってなんて利他的なんだろうと、胸が苦しくなりました。

作品としては、一作目よりアクションシーンがかなり少なかったなと思います。個人的に、ワンダーウーマンのテーマソングが流れる痺れるアクションシーンが大好きなので、少し物足りなかったかな。

いろいろとツッコミたくなる設定もあったけど、スティーブとダイアナが別れるシーンが私的今作のピーク。

ヒーローのそばには、あまりにも物分かりのいい大切な人がいるのが世の常だよなぁ。切ない。
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