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BRAVE STORM ブレイブストームのはのレビュー・感想・評価

BRAVE STORM ブレイブストーム(2017年製作の映画)
2.6
あらすじ
宇宙人に滅ぼされた2050年の未来から、2015年に未来人たちがタイムスリップ。
宇宙人の巨大ロボの設計図を奪取した彼らは、宇宙人より先にロボを完成させるべく、現代のロボット工学者のもとを訪れるのだった。

感想
ターミネーター+パシフィックリム+ちょっとゼイリブ&エヴァンゲリオンみたいな。
話はツッコミどころ満載でイマイチ。
特撮部分はものすごく頑張ってて、他の低予算SF邦画作品とは明らかに一線を画します。
特に強化スーツのデザイン、リアルと虚構のバランスが秀逸で、(フェイスガードを閉めてる状態なら)とてもカッコよかったです。

強化スーツと、ロボットと、サイキックお姉さんが活躍します。
正直、サイキックお姉さんだけいれば他はいらないですね。
結構同じこと書いてる人多かった。
強化スーツは人間の身体能力を500%に強化するそう。
それって正直弱くね? とか思ったけど、キャプテンアメリカの強さもそのくらいだったと思うので、弱いながらも頑張らないとって感じか。

タイムパラドックスという言葉を使ってたけど、多分本来の意味とは違うと思います。
ロボを敵より先に完成させたのに、すぐに敵を潰さず、特訓とかしてるのってなんでなの?
あの後、敵ロボットがすぐ出現したからよかったものの、そうでなければ完成するまで三年間待ってるつもりだったんだろうか。
なんで?

東京は昼なのに、小笠原諸島は夜なのは面白かったです。
この映画にとっての小笠原諸島ってどこなんだろう…


以下宇宙人強さ評価

キルギス星人

二股に分かれた頭部と、分かれた先に目? か頭? のような濡れた器官をもつ、人型の生き物。
本体は一人で、人型クリーチャーのクローンや、サイボーグを使役する。
主力の巨大ロボットにバリアを張ることで、人類の兵器を完封。
この巨大ロボットから、惑星の大気組成を激変させるガスを撒き、人類の96パーセントを死滅させた。
なお、バリア発生装置は外部にあるので、発生基地がバレると窮地に陥る。

人類を滅亡寸前まで追い込んだ実績は評価できるが、ほぼ殲滅した人類に機密情報を奪われ、反撃を許すそそっかしさも。
とはいえ、この程度のドジは侵略宇宙人には当たり前なので、マイナスにはならないかもしれない。
むしろ、身内に化けて攻撃を躊躇させるなど、(映画の宇宙人にしては)頭は良い方かも。


科学力:55
頭の良さ:20
兵器:45
身体能力:3
兵力数:2

総合:125

妄想対決

vs.ギャラクサー(エイリアンvsモンスター)
本体一人同士対決。
科学力では同等、ギャラクサーのドジ属性をもってしても、物量差を覆すのは辛いか。
負け。

vs.ID4
物量負け。

vs.火星人(宇宙戦争 2005)
大気を激変させるガスに、デリケートな火星人が対応出来ず。
瞬殺勝ち。
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