キャリー・ジョージ・フクナガやってくれたな。スペクターで上手く纏めたのを新たに作ったのに、こんな結末を見せてくれるなという気持ちが強かったです。トゥルー・ディテクティブを見て結構期待したんですが…。今回も長回しをしている部分が2箇所ほどありましたが、そこもそんなに好きではないです。
今回は163分ありますが、アクションがとても少ないです。しかもこれといったアクションもあまりないです。グライダーは結構期待していたのですが、ただ移動しただけで残念です。
所々に日本関連のシーンが出てきますが、ラミ・マレックがイクラぽいのを食べていました。あと座禅があったり土下座があったりしました。ちなみにラミ・マレックは登場の仕方は良かったですが、ラストを飾る敵キャラとしては弱かったです。
序盤の方はトゥモロー・ネバー・ダイの撒菱や、オープニングの入り方はドクター・ノオをオマージュしてるように思いました。あと初めの方のガラスに何発も撃つところは好きでした。
アナ・デ・アルマスのキャラはすごく良かったのですが、思ってたより短い出演時間でした。
今回はQがギャグキャラになったり、チームプレイが増えていたり、話が複雑になって、感染を防ぐみたいな設定なので、ミッション・インポッシブル感が強かったです。
フィリックス・ライターとそのパートナーのアメリカ人のくだりも少し長くて余分な気もしました。フィリックス・ライターと別に兄弟と呼べるほどの仕事はしてないと思うのですが…。
慰めの報酬がダントツの下と思っていたのですが、下回ってしまいました。130分くらいにまとめて欲しいです。