ようやく、観ることができました。
ダニエルクレイグ5部作、足掛10年と少しかけて完走。
oldな007を思うと、ん？と思うところはあるけれど、スパイ映画としてとてもおもしろくてよかった。
アナデアルマスのキューバのシーンは、彼女も含めこれぞ007といった感じでとても良かった。
華やかで美しい女性と、ガンアクション、美しい身のこなし、素敵な衣装と小物。憎いねトムフォード。
Ｑとマニーペニーも変わらずよかった。Ｑのあの前掛と猫と家はやばい可愛すぎた…。
枯山水の庭やらＱの前掛やら北方領土的な島や、トヨタvsランドローバーなど、やたら日本推しなのは監督さんが日系の方なのですね。
ダニエルクレイグお疲れ様でした。次は誰かしら、楽しみ。
ただ…
古典的な007を思うと、真剣な愛に家族愛
、バディの新007、あのラストは首を傾げざるを得ない。子供はちょっとやりすぎだよね、ラストのための動機付けだと思うけど。
ちなみにあのラストは、個人的には、クレイグ版の幕引きとしてとてもよかったとは思う。でも、昔からのファンの方はちょっと違和感あっただろうなと思う。
あとスペクター瓦解があっという間すぎて、ここまで引っ張っておいて、黒幕ラミマレックっていうのもなぁ…とは思った。あそこまで引っ張ったのだからスペクターの大ボスみたいなのじゃダメだったのかしら。それじゃつまんないかしら。
なんてちょっとだけ、賛否両論の否派の方の意見もわかるな、と思ってしまったのでした。
