TRT421

007/ノー・タイム・トゥ・ダイのTRT421のレビュー・感想・評価

4.0
まさか、
007で感動するとは思わなかった

ダニエルクレイグ版
最後の締めくくりとしては
やや悲しいが
最高の作品に仕上がったのでは

あれだけMI6と007を苦しめた
スペクターの幹部が
一網打尽でやられたのは
少し肩透かし感はあったが

敵の秘密基地に潜入するという
ダニエルクレイグ版が避けてきた
007王道の展開で
それだけで嬉しかった

グライダーからの潜水艦とか
007だからこそ楽しめる


本作は特に
ボンドの心の変化
感情そのものが
うまく表現できていた


レアセドゥは
相変わらず綺麗だった
少しふっくらしたかな
それがまた良かった
内に何かを秘めた役が本当によく似合う


アナデアルマスは
綺麗なんだけど
ピュア過ぎて少し抜けてる感じの役が
多いと思うのは気のせい?
でもアクションは頑張ってた
今後もアクション映画のオファーが
くるだろうけど
願わくば
スカーレットヨハンソンみたいに
筋肉質にならず
今の女性らしい美しさのままで
いて欲しい
背中は本当に美しかった


劇的な展開

数々の美しい車

街並み

そして光

この結末だけはないと
無意識ながら
勝手に思い込んでいたが
途中から
その覚悟が出来ている自分があった

すっかり没入してしまった

本作はコロナで公開延期になっていたけど
たしかにコロナの不安が広がる中では
公開しにくい内容ではあった

緊急事態宣言解除日という
この日以外にはない
絶妙な公開のタイミングだった


監督が日系だから
かなり日本贔屓な演出が多かった

能面 
   まるでオペラ座の怪人のファントム
   ファントムとクリスティーヌの関係を
   サフィンとマドレーヌの関係に
   被せてると考えるのは考え過ぎか
Qの前掛け 
   まるで酒屋
トヨタ ランクル
   まるでスポンサー?
   あの高級車の中で異質な存在だった
北方領土
日本庭園
工場で働く人々の礼節
でも、なんか微妙な感じは拭えなかった

それを差し引いても
007シリーズにおいて
大きなピリオドであることに
違いない

因みに、最大のミスとしては
大画面で観んがために
間違えて吹替版を見てしまったことか。。。


あと、廊下に飾られていた
歴代のMの肖像画
過去作品ちゃんと
復習しておけば良かった。。。

JAMES BOND WILL RETURN
ですか
007 WILL RETURN
だったら
あの新007かな?
ついにダイバーシティ時代の007か?
と思ったけど、 
James Bondだからな。。。

期待しちゃうね😉
TRT421

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