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007/ノー・タイム・トゥ・ダイのnumasanのレビュー・感想・評価

3.5
なぜか全体的にモヤモヤとした印象が残り、あまり観た感が強くありませんでしたね。前作の「スペクター」が良かっただけに、ちょっと残念でした…。
予告編でアクションシーンが多々使われていたせいもあり、「スペクター」以上のスピード感を期待していましたが話はかなり坦々と進みます。
ダニエル・クレイグの007は、過去の作品でティモシー・ダルトン版007がキャラクターのベースになっていると言われています。特に「消されたライセンス」がそうです。
人間臭さを全面に出しているこのダニエル・クレイグの007は従来の定番なドレッシーな美男美女が悪党をやっつけるシーンやQが作った車で大暴れするシーンを継承しつつ時代にあった007作品を創ろうとしていたのかもと思います。
最後のシーンで、一旦終止符を打つ事がわかります。
まさにお疲れ様でしたとダニエル・クレイグに言いたいですね!
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