フレイタス

007/ノー・タイム・トゥ・ダイのフレイタスのネタバレレビュー・内容・結末

4.3

このレビューはネタバレを含みます

興奮6割、感動2割、もやもや2割。


サフィンは何だったのか?が観ててよくわからなくて2人の対峙するシーンの重みの無さが。。
サフィンの最期とその後のボンドの最期までの流れが素晴らしく良かっただけにキャラクターの弱さがもったいない!てかボンドとの因縁が無さすぎて喋れば喋るほど「何を言っとんねんこの人」感がすごい浮き彫りに。ボンドとサフィンの関係性が中途半端すぎる。。
サフィンの人物像をもうちょい描いても良かったのでは?何のハラハラもなくてビックリした。(マチルドを放した件は何これ?状態です)
skyfallのシルヴァの凄みが欲しかったな〜と。



それ以外は良い!

アナ・デ・アルマスのアクションが想像以上に最高。暴れまわった後にカウンターで2人で酒を呑むシーンがこの映画で1番良かった。
ノーミの豹の様な存在感が良かった。画面にいるだけで締まるのでもっとアクションして欲しかった!

アジトの階段でのワンカットアクションはアトミック・ブロンドを彷彿とさせる。めちゃカッコ良かった。

ジャマイカ、イタリア、キューバなどのロケーションや人物に寄った撮影とかも今までと異なる生々しい雰囲気が意外と良かった。ボーンシリーズを思い出す。


ボンドの最期は「ネタバレの表示」設定をせずにネタバレを書いた方のせいでネタバレ状態で観ました。それでも感動と喪失感に襲われた。完璧なラストではないでしょうか。
ジェームズ・ボンド。なんてカッコいいんだ!
今思い出しても最期の表情は胸が締め付けられます。
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