MSTshozi

007/ノー・タイム・トゥ・ダイのMSTshoziのレビュー・感想・評価

3.9
クレイグボンドを観直してIMAXで満を辞しての観賞(うまくまとめきれず、観てからしばらく経ってしまった)

この映画は大きく、二つの要素を持っている。
自分がこの作品で最も印象に残った二つのシーンがそれを象徴しているようにおもう。

一つ目は二人の女性エージェントとの交錯の中でのアクションシーン。
そのガンアクションから立ち上がるボンドの優雅さ、溢れ出るウィットみ。これはまさに007シリーズを象徴するもののように思う。(そこにガッツリと女性エージェントが絡むというのが良い。アナデアルマス美しすぎ、アナデアルマスキュートすぎ、アナデアルマスぽぽぽぽぽ!!!!)

二つ目は終盤、階段を登りながらのアクションシーン。緊張感と泥臭さ漂う、シックに見応え満点のシーン。これはまさに今作の後半で立ち上がってくるクレイグボンドが、今までの007シリーズにない「人間味」に溢れた存在として描かれ方とシンクロしているように思えるのだ。

つまり、007らしさ、クレイグボンドの送り出し。この二つを前半後半にぶち込んでいる。(そら長くもなる…?)

所謂今までのボンドらしさを捨てに捨て切った結末の果てに、彼はその身ゆえに、愛しきものに触れられない、と言ったボンドの核心のような部分に触れてくるのは面白い。

(長いし、話の流れも分かりづらいし、キャラクタの心持ちもわかりづらいんだけどね。でもその辺大体敵の奴らだし、味方はスピンオフ作品で作りまくれるくらい魅力的なんだよね。新エージェント、Q、娘っ子。Mも良いしさ。まあ、長いけどね、お祭りみたいなものよね。処理してから感想書こうと思ってたけど、とりあえず整理つかないからとにかく、メインに思った感想だけ書いておく。まあ、でも、長いし。うさちゃんどうにかドゥードゥーして欲しかったな。サフィーーーン!)

とにかく、OP良いし、あのカットが出てくるのはベタベタながらも最高でしたね。

どんな形でこのシリーズが続くのか!
最大の注目感ある!
MSTshozi

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