『女王陛下の007』だ!!!
クレイグ版ボンドは重ったるいし暗いし、そこまで好きになれなかったけど、今回は劇場に駆けつけて良かった。5部作の中で最も面白い。いや、007作品の中でも屈指の名作になるだろう。
人間らしさを損なわず、且つ“ジェームズ・ボンド”らしさを最後にしてきっちり演じ切ったダニエル・クレイグが素晴らしかった。
カーチェイス、銃撃戦、連携プレー、そして老体に鞭打って頑張るおじさんボンド。
その全てがカッコよかった…。
ただ、ラミ・マレック演じるサフィンがどうしてもそんなに強大な敵感なくてちょっと残念…。確かにやってることはかなり惨虐だし計算高さも恐ろしい限りだけど、動機と詰めが甘かったのがなぁ…。
まぁでも大満足の一本。
次作がどう出てくるのか、楽しみ。