Filmmaker

007/ノー・タイム・トゥ・ダイのFilmmakerのレビュー・感想・評価

2.9
007のシリーズとしての観点から感想を書かせて頂くと、
結論から「らしくない」という言葉が相応しいと思います。

通常のアクション映画としてなら、オジさんが頑張って戦っているエンターテイメント映画として消化出来ますが、今回は007ブランドを背負っているわけですから、男女共に憧れる魅力的でクールに事を成し遂げるボンド、それに相応しいボンドガールの存在の基準から考慮しますと、どれも当てはまりませんでした。

冒頭の能面を見た時はセンスが無いなと感じましたし、ドラマチックなシーンも間が悪く、何か感情移入出来ませんでした。あと、ボンドの土下座は無いでしょう。。。

他の方も書かれていましたが、前回のスペクターで終了しておけばベターというご意見に同感です。
期待していた分、落とされた感じで消化不良の作品でした。
Filmmaker

Filmmaker