ShoIkoma

007/ノー・タイム・トゥ・ダイのShoIkomaのレビュー・感想・評価

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2023-4
見なければならない課題のようだった作品をようやく。クレイグのボンドを見届けることができて肩の荷が降りた。

シリーズとしては過渡期。様式美とコンサバティブな価値観も悪くはないと思いつつ、これが現代の大作映画だと言い切るにはやっぱりすこし滑稽で。アナ・デ・アルマスの出番があれだけだったのも不満。あのパートで何かを示してほしかった。

ラストは、やっぱり信じたくないものだった。でもマドレーヌ(レア・セドゥ)ではなくボンドが、というところが「進捗」なのかも。自分自身も脊髄反射の拒否反応を示してしまうかもだけど、「次のボンド」は本当に大きく変わるのかもしれない。
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