映画評論家

007/ノー・タイム・トゥ・ダイの映画評論家のレビュー・感想・評価

3.8
ボンドがスパイではない、とても違和感のある始まりだった

とにかく最初のアクションシーンから度肝を抜かれた
あまりこういう軽い言葉は使いたくないが、圧倒的にシリーズ最高のアクションであると思う

良いも悪いも今までとは全く別の映画という印象
スケール、緊迫感などは他のシリーズを凌ぐが、優雅さというか静けさが今作はあまりなかったと思う
それほどの敵といえばそうなのだが、007はあの優雅さありきだと自分は思うので、そこはこれまでのシリーズとは一線を画すものだと感じた