これはララランドより、ブレードランナー2049より、マンチェスター・バイ・ザ・シーより切ない映画でした。
物心ついたとき既に欽ちゃんは仮装大賞の人だった世代からするとこの映画は終始切なくて、ただひたすらに痛々しい。
なのに欽ちゃんは誰よりもエネルギッシュで、実直で、ジャンルは違えど、同じモノづくりを仕事にしている身からすると背筋がピンとなる
と、同時に客観性を失わないようにしないとなと。
あと観ていてどうしても森達也監督の『FAKE』がちらつく。あの映画のラストの空気感がずっと漂っている
んー2017年ベスト!