メモ
塀の中での少女たち
地獄で産まれ生きてきて、ほんのひと時の休憩時間のように見えた。
少女達はけして望んでみちをふみはずしているわけではない。
そうならざるおえない環境にいて、血の繋がる相手に性的虐待をうける。そして、被害者にもかかわらず嘘つき呼ばわりをされさらに虐待を受ける。
逃げてもさらなる地獄がただ待ち受けているだけ…
平和ぼけしている日本人には到底想像つかないだろう。
これが今でも世界で起きている。そしてこれからもきっとなくならないのだろう。。
女性の命も存在も価値も底辺な国がこの世には普通に存在している。
たとえ子供であろうと、同じ女性でもそれを受け入れない。
私たちにはなにができるのだろう。
監督はとても丁寧に撮っていた。
一人一人の表の顔と心の奥がどちらも見える。まだ十代の子達が必死に立っている。
画も綺麗だった。
釈放はさらなる悲劇としか思えなかった。
映画、存在のない子供達と同じ言葉を並べていたことに驚き。彼女達の言葉は、信じられないくらい強く悟っている。ただただ、普通に愛されたいだけなんだと、心が痛くなった。