佳子

顔たち、ところどころの佳子のレビュー・感想・評価

顔たち、ところどころ(2017年製作の映画)
3.8
どちらも写真家なのかと思ったら、おばあちゃんのアニエスは87歳の映画監督だった。
きている服がビビットでとってもチャーミング。話す言葉や、会話もちょうど良い毒がありユーモアもあり、哲学的で芸術家って凄いなって素直に思った。

アニエスの夫はシェルブールの雨傘の監督。その他にもギイとか、ゴダールとか。
通り過ぎた男性達の影がなんとなく感じられ、この人めちゃくちゃモテたんだろうなと思った。

海岸の作品が一夜で儚く消えるところとか、心臓の位置に座る妻達とか。

彼女自身の他の監督作品を観たことは無いが、是非観ようと思いました。

2021-44
佳子

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