顔たち、ところどころの作品情報・感想・評価

顔たち、ところどころ2017年製作の映画)

Visages Villages/Faces Places

上映日:2018年09月15日

製作国:

上映時間:89分

3.8

あらすじ

「顔たち、ところどころ」に投稿された感想・評価

abe

abeの感想・評価

-
ドキュメンタリーぽいけどドキュメンタリーではなかった。生のないものや街などに人々の笑顔という生きているものを届けていく生と死の話だと個人的な会社
88歳のアニエスと33歳のJR
の旅。年齢がかなり違うのに本気で、意見をぶつあう姿はさすが、アーティストだ。
また、2人の掛け合いが ユーモアたっぷりの皮肉だらけで ついにやけてしまう。

田舎村に行き、写真を撮り その地の家屋の壁に人物の写真を貼る。
その大きさも 背景も 全てに物語ができあがっていき、何もなかった壁に写真一枚。

想像力には物語がある。物語は尽きない。これからも形にすることでアートはどんどん創り出される。

ラストのアニエスの虚しさと悔しさを、JRが「僕に何かできることがあれば、なんでも言って」の優しさ。
思いがけぬ 辛さに直面してしまったのも運命。JRとの出会いも運命。それもきっと作品の原動力。
とえ

とえの感想・評価

4.0
素敵な映画だった〜

とても心が温かくなった

88歳の映画監督アニエス・ヴァルダと、33歳のカメラマンJRが二人でフランスを旅する姿をとらえたドキュメンタリー映画

その中で、彼らは出会った人たちから話を聞き、JRが彼らの写真を撮り、大きく引き伸ばして街の建造物に張り出し、街の人々の反応を見る

この映画は、そんなアニエスとJRのコラボの記録だ

彼らが行く場所は、特にこれといった名所や、観光地のない普通の田舎町

けれど、そんな田舎町にも、その街を語る歴史があり、その街で育った人の顔に、その歴史が刻まれる

アニエスは、そんな街の人々からその街と、その人の歴史を聞き
JRは、彼らの表情を捉え、その街を象徴する建物に彼らの写真を貼り出す

その写真が映し出すのは、ポーズをとった一瞬だけれど、その表情と、彼が張り出した建物には、長い歴史が刻まれている

人と建物が合わさって、その街の顔が浮かび上がる
そうして、この映画には、いろんな街の顔が描かれていく

それを見て、写真というのは、決してその一瞬だけではなく、長い長い歴史を語るものなんだなと思った

アニエスが88歳、JRが33歳で、おばあちゃんと孫のような関係で
JRはとてもアニエスのことを敬っていて、仲の良い二人を観ていると、それだけで心が温かくなった

けれど、仕事になると、二人の関係は対等で、共にアイディアを出し合って作品を作り上げているところが、プロのコラボという感じがして良い

二人が選んだ街は、かつてアニエスが訪れた街もあって、
アニエスは、若い人と仕事をしながら、自分自身の歴史も誰かに引き継いでおきたかったのかなぁと思った

それが、映画監督ではなく、カメラマンというところが、アートに境界なしという感じがして良かった

全体的にとてもほのぼのとしていて、心が温かくなるし、無性に旅に行きたくなるドキュメンタリーだった

けれど、気まぐれゴダールのエピソードは、なんとも言えず切なくなってしまった
そのつかみどころのなさが、ゴダールなのかもしれないけれど
助手

助手の感想・評価

4.8
クールなのにハートウォーミング。市井の人々に一瞬の光を当て、日常に潜む非日常を見事に引き出していく魔法使いのような二人。
Sayoooo

Sayooooの感想・評価

-
JRの作品づくりの過程がおもしろかった。
もっとキメ決めなのかと思ったら、その町に行って貼りたい場所や撮りたい写真を探す感じ。

ドキュメンタリーだと思って期待していたので、脚本性がありすぎてがっかりしたけど、JRの人間ぽい感じとかアニエスとの関係はよかった。

最後のゴダールのくだりがフランス人のユーモアとかセンスならわたしはこんな意地悪な友達イヤだな。
yume

yumeの感想・評価

3.6
アニエスの自由で奔放な性格が素敵!ギイブルダンや、ゴダールなど出てくるアーティストが豪華。それにしてもゴダールちょっと意地悪って思っちゃった。。。
amount

amountの感想・評価

3.8
2人の軽快な生き方、考え方が旅に出ているのかなと思った。

そこに住む人の思いを捉えて、アートにしていく。
街の人たちの笑顔や言葉に、こっちまで胸が熱くなった。


年齢関係なく人とつながり、楽しみ、支え合える人生はいいな!
なつみ

なつみの感想・評価

4.0
ただただ、2人のセンスと、街の景色の綺麗さと、人々の笑顔に圧倒された。
フランスの方々は、写真撮られることに気恥ずかしさとかはあまりないのかな?
日本人には、あまりこのおふたりの方法は気恥ずかしさが出てしまって難しいかな、と思うけれど、写真を撮られる方々皆良い表情で、アートってすごいなぁと思いました。

芸術って、人が生きていくには、極論なくて生きていけるけど、生きていくのにパワーや癒しを与えてくれるものだなぁと、改めて思ったりした。
Clarice

Clariceの感想・評価

3.1
JRの軽快さと優しさが沁みる。ゴダールの仕打ちに傷ついたヴァルダを、彼なりのユーモアで慰める。ユニークで最低限の優しさにきゅんとした。

フランスパンがぶりの横並び写真の一員になりたい。

ルーヴル美術館を遊び場にするシネアストたちよ、永遠に!
ヴァルダの猫みたいな顔が可愛いね〜。
YukiM

YukiMの感想・評価

2.6
アニエスおばあちゃんが可愛い。JRがいい奴。フランス各地の村や港、廃墟に旅で出会った人たちの大きな写真を貼るプロジェクトを描いたドキュメンタリー風ロードムービー。
ゴダールのくだりは台本かアドリブかわからないけど、アニエスの気持ちを思うとちょっと泣けた。
突然の眼の手術シーンは苦手な人はびっくりしそう。私は『アンダルシアの犬』は観れない。
生まれてずっと無職のアーティストや、カフェの店員、ヤギ牧場の牧場主など、フランスの普通の人々の暮らしが身近に感じられる。
ルーブルを車椅子で疾走するシーンが好き。
クラウドファウンディングで作ったところも含めていいなぁと思う。

・脚本 5/10
・演技 5/10
・演出 6/10
・音楽 5/10
総合点 21/40
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