深作欣二監督の御名前が入ってはいるが、撮影中にお亡くなりになってしまい担当したのは僅か1シーン、基本的には息子の深作健太監督のデビュー作である点に注意。前作は面白かったのに、突っ込みどころ多すぎて残念な映画だった。無駄なペア設定、テロリスト相手に戦わせたいならそんなシステムはやめた方が効率的。生徒同士で戦う心情の揺れが肝なのに、テロリストと戦わせてもただの戦争映画。無駄に長いのに生徒たちがどんな人物なのか分からず、ただただ死んでいく。前田愛と主人公？の男の子くらいしか分からない。しかもその2人にも全く感情移入できない、特に男の子、喚くし自分勝手だしうるさい。前田愛は美人、それだけ。藤原竜也たちのワイルドセブンも誰が誰だか判別できないし、イマイチ何がやりたいのか良く分からない。竹内力の教師役も演技が大げさすぎて微妙。しかも、死に方も基本撃たれたり爆発したりだけでつまらない。ひどかった。
