このレビューはネタバレを含みます
すごい映画だ。
いのち。
あの時間には戻れない、
死んでしまった人は戻らない、
犯してしまった罪は消えない、償いきれない。
殺人の加害者、加害者の家族、加害者を支援する人、その周りの人たち、それぞれの立場から描かれたストーリー。
償いきれない想いに苛まれながら生きている人たちがいる。
"更生"とは。"償う"とは。
もし自分の友人が、少年Aだったら?
はっきりとした答えは出ないし、
ここに書くべきではない。
友(瑛太)の過去を世に出すきっかけを作った生田斗真のことをどうかと思ったが、事件の事実からして正直、少年Aは一生人から警戒されて、監視されていくべきなのかもしれない。事件はただの過去ではないから。そこで時間が止まってしまった人たちもいるから。
瑛太の演技はすごかったし、佐藤浩一の立場もささった。
あまり事件について知識がないので本を読みます。