ひる子

友罪のひる子のネタバレレビュー・内容・結末

友罪(2017年製作の映画)
1.6

このレビューはネタバレを含みます

これは、原作もブクログで低評価にしました。
けど、映画はもっと酷いなー。

感動させようと誘導的なストーリーに、周囲の人がほとんど訳ありばかりで鈴木に同情的なのがとても都合よく感じる。
何も特別な事を抱えずに生きてきた普通の人達の中で拒絶される鈴木を見たかったのに。

少年Aのブログも手記も読んだ私の感想としては、サイコパスはいつまでもサイコパスと結論づけています。
なので、彼が近くに居たら私は全力で逃げます。
それでいいんだと思う。
そうして生きて行って欲しい。
幸せになんてさせてやんない。
それだけの覚悟で犯罪してよ。

ただ、瑛太が演じたような明らかに『この人変』という雰囲気は出ていないと思う。
きっと実際は、好感持てるぐらいいい人に見えるんじゃないかな。
普通の人といった感じの。
いやむしろ、口が上手くて魅力的に見えると思う。

なので、映画はかなり違和感でした。