『友罪』(2018)
ジャーナリストの夢を諦めて町工場で働き始めた益田は、同じ時期に入社した鈴木と出会う。無口で影のある鈴木は周囲との交流を避けている様子だったが、同じ年の益田とは少しずつ打ち解けていく。しかしある出来事をきっかけに、益田は鈴木が17年前の連続児童殺傷事件の犯人なのではないかと疑いを抱くようになり……。(映画.comより引用)
この手の何考えてるかわからない不気味な男を瑛太にやらせたら右に出るものはなかなかいません。
少年犯罪だけでなく、美代子(夏帆)のようなバッググラウンドを持つ人は永遠に幸せに生きる権利を失うのか。
そのテーマは『前科者』にも通ずると思ったが、この少年の元ネタであろう事件を考えると、必ずしも否定できなくなる自分が悔しい。
自分がそういった過去に当てはまることがないからこそ、ポジショントークになっているようで。
少年法の改正により、特定少年と呼ばれる境界までできました。改善なのか改悪なのかすら怪しいですね…
最終的に綺麗事になる気がしますが、やり直すチャンスはどうしても必要だという考えは変わりそうにないです。
2024-019