友罪のオスカルフランソワドジャルジェのレビュー・感想・評価

罪人は幸せになってはいけないのか？
人間としての何かが欠落していて罪人になってしまった人、不可抗力で罪人となってしまった人。被害者やその家族は勿論の事、加害者とその家族も全ての人が不幸になってしまう。そのあとどのようにその事実に向き合い生きていかなければいけないのか？この世に残されて必死に行きて行く人たちの物語。救いのない暗くて重い。暗くなる。辛い。人の不幸を見て自分のの幸せを実感する事が唯一の救いなのかな。