yuriii

ブラッド・スローンのyuriiiのネタバレレビュー・内容・結末

ブラッド・スローン(2016年製作の映画)
3.2

このレビューはネタバレを含みます

まあまあ。
頭脳や身体を駆使して刑務所内でギャング抗争に勝ちのし上がっていく様子を楽しみにしてたのに、あんまりそこは色濃く描かれてなくて残念。
最初に黒人を殴った、食事に隠された風船を指示通りボスに持っていった、スパイの男を刺殺した(たぶんこれも上からの指示)、全体の乱闘でスペインのボス的なやつ?を偶然助けた、くらいしかなくない?
もっと自分の頭で考えて先回りした行動とかでのし上がっていくのかなーと思ってた。

あと、家族を今後人質にされないようにビーストを殺して天下を取るために自ら刑務所に戻ったのはある意味理解できるけど、わざわざショットガンを殺したのはなぜ?
目指す着地点は同じだったんなら、ショットガンを殺す必要ない気が。
ショットガン殺害容疑をかけられるリスクもあるし、ショットガンの裏切りのせいで売買が失敗したことにした方が家族を狙われるリスクも減るのに。
元々エリート街道だったんだし、「ショットガンの裏切りに殺意が湧いた!」とか「ショットガンみたいな裏切りものが組織内にいると今後危ない」とか考えたわけでもなさそうだし。

結論としては、最初の刑期(16ヶ月間)をレイプされようがリンチされようが耐えて静かに過ごしていた方が家族の元にも戻れて良かったんじゃないかなあと思ってしまう…!
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