しらすごはん

去年の冬、きみと別れのしらすごはんのレビュー・感想・評価

去年の冬、きみと別れ(2018年製作の映画)
3.5

後味悪い、

胸にもやもや感が溜まる映画ってありますよね。

中村文則のサスペンス小説が原作。


フリーライターの耶雲(岩田剛典)は、天才カメラマン木原坂(斎藤工)の取材を始める。

木原坂は、盲目のモデル焼死事件の容疑者として逮捕され、有罪判決を受けたものの、執行猶予付きで釈放されていた。

世を騒がせたこの事件について書籍化をするため、耶雲は編集者の小林(北村一輝)に話を持ちかけている。

木原坂の姉も不気味。

木原坂姉弟は、彼らの父親殺しの共犯かもしれない。

編集者の小林の動きもあやしい。

〔北村一輝、良いやつなのか悪いやつなのかいつも判別できない〕

耶雲は、美しい婚約者の百合子(山本美月)との結婚を控えているものの、事件の真相を探ることに注力し過ぎて、百合子と向き合えないでいる。

その心の隙をついて、木原坂が百合子に近づいていく。

百合子も木原坂に取り込まれてしまうのか…
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