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コンプリシティ/優しい共犯のkrdbのレビュー・感想・評価

3.7
フィルメックス東京にて鑑賞。来日し不法滞在となってしまった中国人の青年が身分を偽りながら蕎麦屋に弟子入りし生活を送る様を描く。舞台挨拶で藤竜也さんも言及していたが、主人公の終始もの悲しげで憂いのある表情が非常に印象的だった。外国人労働者がテーマというとてもタイムリーな作品でもあるが、社会派というよりはヒューマンドラマの側面が強く、何よりキャストの演技も素晴らしいので、ぜひ配給がつくといいなーと思う。一つ難癖をつけるとすれば、主人公に好意を寄せる女性が中身空っぽの意識高い系勘違い女っぽくて若干イラついて受けつけなかったかな…。
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