コンプリシティ/優しい共犯の作品情報・感想・評価

コンプリシティ/優しい共犯2018年製作の映画)

Cheng Liang/Complicity

上映日:2020年01月17日

製作国:

上映時間:116分

3.9

あらすじ

「コンプリシティ/優しい共犯」に投稿された感想・評価

miyabi

miyabiの感想・評価

3.5
#コンプリシティ優しい共犯
まだまだ騙されて働きに来る外国人労働者達。犯罪すれすれ。もろ犯罪。まあ、単純労働者と言うだけで、不法滞在に成りうる日本。VISAが、出ないからな。中には、パスポート事態を取り上げられて。
賃金不払い。日当から 光熱費寮費食費等の名目で 半分以上も取り上げられて。だから、皆 逃げる。
知ってても、雇わざるをえない個人経営の店、工場。雇用主も罪になるのに。
跡継ぎいない蕎麦店。結構、人気はあるみたいで、でも息子は、土地と店を売った金が欲しいのか?
そんな息子よりも 真面目に蕎麦を打つ 外国人労働者。可愛いよね。だから、匿う。逃がす。
もりや

もりやの感想・評価

3.5
主人公は稼げるからと日本に来たり、流されて窃盗団やったり、いい条件の蕎麦屋に流れたりと、中途半端であんまり自分の意思を持てていない青年です。その青年が、蕎麦屋での修行生活の中で、仕事を覚えてステップアップしていくことの楽しさを覚えたり、いろんな人に前に進む後押しをしてもらいながら、最後は自分の意志で本当の自分として最初の一歩を踏み出す。

嘘をつかなければ生きていけない、嘘をつかなければ見られない景色もあるんだな、というのは本作でもよくわかったけど、やっぱり得られたものに対して後ろめたさみたいなものを感じながら生きていくのはしんどいよなあ。そこを振り切って最後の最後、彼は本当の自分として生きていくことを選ぶわけですが、やっぱりやったことに対するケジメもなしに戻るのもなあ、、と少ししこりの残るラストでした。ラストまではとってもよかった。
saki

sakiの感想・評価

-
外国人労働者についての社会問題に関わる映画かと思っていたら、それだけではなく、チェン・リャンの嘘の上に築き上げられ生まれた絆。
その中での人と人とのふれあいのあたたかさ。
現実と過去の回想シーンで感情が揺さぶられて、祖母の愛に涙が出ました。

どんな視点から見ても普遍的に感じられる内容だと思う。
未来に"希望"が持てるような、そう思わせてくれる素敵な映画でした。
シオ

シオの感想・評価

3.4
【メモ】
ラストが…ラストがあれでなければ…これは私の好みの問題とはいえ。あそこまでのスコアは4.1ぐらい。
主演俳優お二人の存在感というのか、空気が素晴らしかった。
sachiki

sachikiの感想・評価

4.0
2020(19)
藤竜也さんがすごく渋いというか、あの蕎麦屋の店主さんにぴったりで、それだけでも十分満足してしまう。
監督は今作が長編デビュー作とは思えない素晴らしい出来だとは思う。
偽りの身分。びくびくしながらの日常なからと、恋をし、向上心をもって蕎麦作りに励む。
けど、小さな綻びでそれが終わる。
切ない作品である。
しかし、若者の自転車の疾走って絵になるよな。
これは個人的な想いだが、技能実習生の実態は度々に雇う側の搾取という側面から話題になるが、今作の様に良い出会いに巡り会えてる人もいると良いなと思った。
TAKA

TAKAの感想・評価

4.3
2020-061-058-003
2020.3.1 キネカ大森 Scr.2

・人間の優しさ、理想
・巧みな脚本、カメラワーク
・みんなが幸せになれればいいのにな
(追記。)
・藤竜也さん゚+.ヽ(≧▽≦)ノ.+゚(爆)

新宿武蔵野館でやってる時から観たかったのだけど終わってしまい・・・
。・゜゜(ノД`)

と思ってたら、俺の第3のふるさと大森でやってくれるってんで鑑賞♪


・・・
観に行って良かったです(^_^)

何て言うんだろ・・・


不法滞在の中国人留学生だとか
中国の地方の貧しさだとか
日本人の家族の分裂縮図だとか
いろんな問題が描かれていたのだけれど

国籍だとか
民族だとか
社会制度だとか規則だとか

そんなもの越えた

人間の優しさ
人間の善良さ
心の交流

そう言ったものが
静かに描かれてたかと思います
(^_^)
理想ですね
夢とは呼びたくない
けれど・・・

脚本やカメラワークも
派手じゃないけど巧みだった気がします。
説明的でなくとも状況が分かる脚本
花火のシーン
人の想いを写し出すカメラ

彼女とはうまく行って欲しいな
難しいけれど

みんなが

幸せになれればいいのになぁ・・・

そんなこと
想いながら観てました。

あまちゃんですf(^_^;

追記。
藤竜也さん。
好演されてました。
若い女の子に軽口叩いてるシーンが一番自然に感じられたのは気のせい?
゚+.ヽ(≧▽≦)ノ.+゚(爆)
6060

6060の感想・評価

3.8
藤竜也さんの
染みる笑顔を肴に、
一杯やりながら家へ帰れる。
sci

sciの感想・評価

3.3
日本に来ればお金が稼いで家族を助けることができると思い、来日する外国人は多いのだろう。順調にレールの上を乗っている内はよいが、いったんそこから外れてしまう危険性がかなり身近なのだと思った。経緯は分からないが、たぶん回りに流されて窃盗団に参加をし、言われるままに名前を変え、たまたま紹介があった蕎麦屋に就職をし、と主体性のないチャン・リャンが「自分」を獲得するまでの物語でもあった。
漢字で意志疎通できて良い、という台詞に、以前北京から来たという中国人男性と漢字でやり取りをした時にまるで通じなかったことを思い出した。
電話越しや、向こうの部屋でされている話を通して物語が進んでいくという場面が幾度となく繰り返され、主人公がおかれている状況の訳のわからなさや日本語をあまり理解できないことへの不安感は表現されているとは思うが、2時間の作品の演出としては途中飽きてしまったというのが正直なところ。来日までの経過が回想によって度々説明されるという部分もしかり。
中国の湖南省、近代化されるきらびやかな中国がクローズアップされる昨今だがまだまだ貧しい地域があるのだな。

このレビューはネタバレを含みます

良い映画だった!観てよかった!\(^o^)/

◆共犯
題名のcomplicityはそのものズバリ“共犯”。
本作では大きく3つの共犯行為が描かれている。一言に共犯といっても、当事者間における関係性はwin-winであったり、win-loseであったりする。

映画はまず主人公を含む“二人組”が給湯器の窃盗を行うところから始まる。
その後も、不法滞在を支援してくれた業者に斡旋された犯罪を“二人組”で行っていく。

中盤では、居場所を無くした不法滞在の中国人を主人公が働く蕎麦屋で匿ってくれと頼まれ、主人公はこれを断る。

そして、最後に蕎麦屋のオーナーは主人公が不法滞在と知りながら、警察からの逃亡を補助する。

◆共感
罪を犯すには何かしらの理由が存在する。
そして、win-loseの関係性における共犯では、その理由が大切であり、本作においてそれは共感と言い換えることが可能だと思う。

蕎麦屋のオーナーと主人公の関係であり、観客と彼ら(不法滞在の容認)の関係でもある。
劇中の彼らに共感をしたとき、我々は共犯関係になる(不法滞在を認める)ということだ。

一方で、上記の共犯関係は構造的には類似しながらも共感に至る情報量(理由の共有)には対比がある。
蕎麦屋のオーナーは主人公の出自を知らないが観客は知っているし、主人公が逃げ出すほどの過酷な職業訓練の実情は誰にも分からない。

共犯(行動変容)に至る共感をもたらす情報(人間関係)の量と質を対比して、何が重要なのかを強調している気がする。

個人的な解釈としては共感するのに一番重要な職業訓練から逃げ出したキッカケを描かないことで、“どんな事情があるにせよ”という直感的な寛容さを肯定している様に感じた。

あと、ラブロマンス展開は2人乗り自転車とか花火大会とかモチーフはベタなのですが、数ある映画の中でも屈指の美しさを感じました。
tjmwmmp

tjmwmmpの感想・評価

3.9
リュウくん
見終わった後思い出すのは少し引きつった顔。稀に見せる笑顔がすごく素敵だったのに、不法滞在しているだけに、つねに不安顔で辿々しい。彼の母や祖母、蕎麦屋の店主、葉月など周りにいる人が優しくてほっとするけどそれは長くは続かない。僕の名はチェン・リャン。

飯テロ食らって終わった後せいろ食べた。
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