先日鑑賞した「KCIA 南山の部長たち」で朴大統領の暗殺を描いてましたが、その後起きた”光州事件”へと繋がるとの事でこれはいいタイミングだと順を追って鑑賞する事にしました。
というのも、仕事関係などでお話しする中で結構この流れを知っている年配の方が多いこと多いこと。映画は観てないらしいんだけど、やっぱオレは無知だな〜と痛感したのも事実である。
オススメの順番を教えて頂いたフォロワーのyuuuumiさん、大変にありがとうございます🙇♂️
朴大統領暗殺後、活発になる民主化運動の中で起きたのがこの光州事件。
一人娘を持つタクシー運転手マンソプがとあるきっかけによりドイツ人の記者ピーターを乗せて、光州へと赴く所から始まる。
待ち受けていたのは変わり果てた街並と大規模なデモ運動、それを抑えようとする軍の武力弾圧。
ここで起こっている事実を伝えたい。
その使命感を持ったピーターと徐々に心を通わせていくマンソプ、学生や地元のタクシー運転手。
何も知らないマンソプが段々と事実を知り、心が動かされていくように観ているこっちも心が動いていくし光州の出来事を目の当たりにしていく事が出来た。
人間怖いとはよく言いますが、市民を無差別に殺害していく軍人達が本当に怖かった。
ソウルへいち早く戻りたいマンソプと事実を伝えたいピーター、そんな彼らと市民が怯まずに軍に立ち向かう姿は間違いなく心を揺さぶる事でしょう。
ソン・ガンホはもちろんのこと、フォロワーさん界隈で人気のユ・ヘジンの笑顔は忘れられないな。
そしてこの光州事件の鎮圧により、軍事政権をより強固なものにした全斗煥(チョン・ドファン)が1981年に大統領に就任し、1987年まで軍事独裁が続いていく・・と✍️
映画を通じて歴史を勉強する感じ、悪くない。