大学の講義で視聴。
恥ずかしながら光州事件のことを知らず、この映画でこういったことがあったのを知りました。
映画について、
初めはタクシードライバーのずるい部分や性格の悪さばかりが気になり、内容が入って来なかったのですが、タクシーが光州に入ろうとする辺りから、ドキドキしながら見ていました。
銃弾が飛ぶ現場に記者が撮影をしに突入していくことが何度かありましたが、軍が無差別に市民に銃を向けて殺していく様子が凄惨で思わず目を背けてしまいそうになりました。私服軍人から逃げるシーンでもこの上なくこちらもハラハラしてしまいます。
記者を乗せて光州からソウルに行くシーンで軍の車が追いかけるのを光州のタクシーらが止めようとするのはワイルドスピードを連想させます(見たことはありませんが)。
空港でも、記者が韓国を出国しないよう止める動きが描かれていましたが、ハラハラするようなシーンは特にありませんでした。出国日を変えたのが良かった、と伝えたいのだろうけど危険地域で取材する記者やジャーナリストは普通に行うことなのでは？と感じてしまいました。
最後に記者に名前を聞かれて偽名を書くのはよく分かりません。また危険に晒されるのを嫌がったためとか？
