実話なんですね。
たった40年前の韓国で軍部が無抵抗な市民に発砲するような虐殺行為が行われていたことを恥ずかしながら知りませんでした。しかも、交通や通信を遮断して外部に情報が漏れないようにしてるとは。しかも、主人公のタクシードライバーと記者も実在するとは。
こういう社会派っぽい映画は一見とっつきにくい感じだけど、この映画はエンターテインメントととしても面白く作られてるから普通の映画としての完成度も高いし、社会派に興味のない層にも事件を知ってもらうきっかけにもなるし素晴らしい！！
貧しいけど呑気なタクシー運転手のおっちゃんが事件に巻き込まれて、最初は関係ない巻き込まれたくないと思ってたのに関わってしまったら見て見ぬふりが出来なくなるシーンが胸にきます。
光州の人にお世話になって、仲良くなった学生の歌を聴いて盛り上がっている中で銃声が響き渡るシーンがやけにリアル。
あと光州のタクシーに人たちかっこよすぎでしょ。いい人すぎ。
再会して欲しかったなぁ。
