『ガメラで泣くなんて・・・』
亀だと思って飼い始めた亀が実はガメラでしたーな内容なんだけど、今回のガメラはガメラなんだけど「トト」と呼称したい。
タイトルにある小さき勇者たちが後半20分前後で大活躍するんだけどそこからおじさんはダメでした。うるうるしっぱなし。
今回のガメラ明確に主人公との接点があって成長を見守ってきたぶん感情移入が凄い。
たしかに平成三部作は素晴らしいしカッコイイしヒューマンドラマとしても優れている。それに比べてトトは可愛い部類に入るガメラなので決してビジュアルがいいわけではないけど私はストーリーを含めるとこちらのガメラを推していきたい。
怪獣とは畏怖される存在なんだけどガメラは昭和からずーっと人間の味方で今回は特に子供の味方。子供たちの赤い石リレーはマイちゃんから繋がる想いが赤い石を通して伝わっていき言葉足らずでもトトに渡さなくちゃと思っているんだと思う。
大人がそれを感じ取れないのは損得や危険を感じてしまっている事等の純粋な気持ちが薄れていっているんじゃないかな。最後に透と親父が分かり合えたのは親父も小さい時にガメラから感じた感情や想いを思い出したからかもしれない。
ガメラリバースがいまいちハマらなかったぶん、すごく満足。
2023#75
