小さき勇者たち 〜ガメラ〜の作品情報・感想・評価

「小さき勇者たち 〜ガメラ〜」に投稿された感想・評価

うみち

うみちの感想・評価

3.5
大ヒット怪獣映画のリブート版。
控えめでハートウォーミングなガメラ。しかし敵怪獣描写はしっかりグロい。
主人公の子供がガメラに石渡すシーンイライラした
はよ渡せよ!ガメラ死ぬぞ!
色々事情があって平成ガメラ三部作からこの作品まで連続で見てきましたが、この作品が一番好きです。方向性が違うから一概に比べられるものではないんだけどね。大人が真面目に頑張るリアリティの濃い平成三部作も勿論好きですよ。でも昔からドラえもんの映画(特に『日本誕生』が好きでした)とか、『遠い海から来たQOO』とかジュブナイル映画が大好きなんで、だからこれは怪獣映画って言うよりジュブナイルの色が強くて、ツボにハマってしまってしまったんだと思います。個人的に言えば大傑作ですコレ。
異種間の友情と子供たちの勇気と成長、そして別れを描いているド定番、ド鉄板、ド直球、王道ド真ん中なジュブナイル。しかもその成長する「子供たち」、タイトルの「小さき勇者たち」にはガメラ自身も入っているという、見事な構成力。主人公以外の子供もありがちないるだけの存在になっていないのが本当に素晴らしい。ちゃんと役割があり、活躍する。
それでいて特撮部分は全く子供だましになっていなくて、勿論平成三部作の作風とは違うから破壊力・爆破力では負けているけど敵怪獣のジーダスはかなりエグく人を食うし建物もガンガンぶっ壊す。ちゃんと怖い。ガメラは格好良い!とはいかないところはちょっと残念だけど、デザインは可愛さに振っていて見ていてとても和む。戦闘中でも和んでしまうのが難点(笑)
音楽も今回北欧風のケルティック(ノルディック?)な音楽が凄い好き。

さらっと描く男三人組の仲の良さ。
父の真摯さ。
これもさらっと描く隣のお姉ちゃんがいかに母親を亡くした主人公を気にかけているかの描写。
速攻で大きく成長するお約束ギャグシーン。
ド定番の子供たちだけの秘密のペット。
最強のトトコンビ!
危ないときにキター!!!と言わせんばかりに助けてくれるトト。
ただ駅で三人の子供が歩いているところを少しスローにしてマーチ風の音楽流しただけなのに5億点レベルの最高のシーンになってる、子供たちだけでの旅立ち。
全力で避難所の校舎を横切る父。
全力で人波を逆走する3人組。
バトンリレー。
トトとトト。
ラスト。

好きなシーン上げればキリが無いです。
そっちに重きを置いてないから仕方がないかも知れないんだけど、政府側のキャラが何か微妙なのと、小出しにしてたジーダスの発生はもうちょっと上手く描けないかなとは思った。

俺もガメラ飼いたい。
HK

HKの感想・評価

3.1
ガメラ映画現在最後の作品。ついに大映が名前を消した。角川映画さんが作った作品ですね。監督は平成ライダーを支えた田崎竜太さん。

本来ならゴジラ映画シリーズを今見ている以上「ゴジラVSモスラ」を見なくちゃいけないかもしれないですが、近くのGEOになく借りられなかったのでお許しください。

その代わりに借りて来たのがこれ。思えば小さい頃に劇場に見に行った記憶があるようなないような。ただ、終盤のあのリレーはよく覚えていた。

昭和ガメラの子供向け路線に原点回帰した作品でもある。「ガメラは子供の味方」という一番のアイデンティティをちゃんと定義づけて00年代の邦画らしい感動路線に取り入れていたのがまあ良かったのかな。

ただ、自分の心が臭くなっちまったのか知りませんがね。どうも子役の演技が今見ても好かんのですよ。あんな長ったらしい説明台詞言うわけないだろ!ゆえにそれがメインの前半は見るのがつらかったです。でもこれ否定したら昭和ガメラを今ちゃんと見れるのかどうか不安。ついでに昭和ゴジラもね。

でも中盤からガメラがジーダスと戦うシーンはとても迫力があった。流石平成ライダーを初期から支える田崎さん。ジーダスが人々を食うシーンはえげつないですね。またガメラとの戦闘シーンもゴジラとは違い地上の人々目線から描いていて臨場感があった。さらに瓦礫の描き方もリアル。ゴジラや平成ガメラ三部作と違いどこか知らない田舎の島での小規模な戦いなので、怪獣映画というよりモンスター映画に近い感じのような気がした。

後半の名古屋での怪獣同士の戦闘シーンも昼間でありながら、ミニチュアの出来も良く、派手に暴れまくるので良かったと思う。

ただね、小さい頃見たときも変だなって思ってたけど、やっぱ子供たちの石のリレーシーンは大嫌い。ご都合主義の極み。いや、ご都合主義って言葉使うのは嫌だけど、せめて子供たちがあんな行動に走る原理を映画内で説明してくれよ。なんなの?平成ガメラの勾玉みたいにガメラのテレパシーかなんか受けて子供たちを誘導してるの?そんなわけないでしょ。どうせ「子供はすごい」ていうような純粋性を映画で出したいために入れたんでしょ。完全な感動ポルノですねこれ。

しかもその後やっと主人公がガメラが突っ込んでいるビルに上ってあの石渡そうとするのに、あそこはやけになっが~い説明で喋んのよ。見てるこっちは「はよ石渡せよバカヤロー!」ってイライラしながら見てました。挙句ジーダスがビル壊してガメラが落ちかけたときに投げ渡すからさ。だったら普通に渡してよ。ここはあんなに長く説明しているのに、あそこのリレーシーンは全然説明しないからもうこの演出の比重の置き方にも疑問を抱きました。

最後の空中戦からの止めの火球攻撃はとても良かった。しかし最後の子供たちがガメラの盾になるという演出も嫌い。あれもどうせ上述したようなもので親御さんを感動させようとしてたんでしょ。

たださ、これ子供向けとして作ったんでしょ。このガメラ今見れば可愛いと思うけど、小さい頃見たときにはひ弱だな~まるでミニラだな~って思って馬鹿にしていた部分がある。いうなれば子供向けでありながら、一番子供が好きにならないようなデザインなんだよね。男の子はかっこいいものを見たがるんですよ。なのに「こうすれば子供は喜ぶだろう。」みたいな魂胆でこれ作ったのかね。一番子供馬鹿にしているよねそれ。要するに子供向けとしては不適切なんじゃないの?って思いましたね。

まあ、ある程度大人になった今見てみると、こういうガメラもありかな~原点回帰しているのかな~て思えましたね。いうなれば本当の意味でのガメラ最終回とでもいえる作品かと思います。実質まだ角川作る気がないし。

散々文句言ってきましたけど、いうなればファミリー向けとしては当り障りのない作品に仕上がっていて、そういう点では良かったとは思いました。昭和から平成含めてのガメラ映画最終回としては妥当かな。嫌いな部分と相殺してこの点数で。

今自宅近くのGEOで昭和ガメラが全作入荷したので、暇さえあれば全部借りてみようと思う。
KazukiIto

KazukiItoの感想・評価

3.3
子供とガメラとの絆や、ジーダスの禍々しさから言えば金子ガメラよりガメラらしいのかも。
usuryo

usuryoの感想・評価

1.5
意外と音楽が良くてワクワクする。良い意味でスケールが小さく纏まっていて、でも迫力もある。ストーリーは子どものお遊戯会を観てるような微笑ましさ。あとガメラは亀じゃないからな、と思って観てたけどその設定は平成ガメラだけなのか。
P1島

P1島の感想・評価

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金子ガメラが切り捨てたものを全部拾った、みたいな。
個人的にはイマイチだけど、まあこれはこれでアリなんじゃない?ウン。



ファミリー向けなくせに敵の攻撃のグロさだけはしっかり金子ガメラを踏襲してるのはなんなんですかね……
Eken

Ekenの感想・評価

2.5
前の平成3部作に続く作品かなと思いながら見てしまったため、コレジャナイ感が大きかった。
シリーズとは違う1つの作品として見るなら十分楽しめたけど
ちあい

ちあいの感想・評価

3.7
平成3部作の続きだけど続きと考えないで見た方がいい
子供向けって感じだったけど、目の前で人食べられてるの見てるのにあんなに元気な克也にびっくり
小さいトトが可愛かった。小さいガメラ飼いたい
公式設定の視力30.0はやばい
ジーダスが意外と弱い。もっと自衛隊がんばれ
実は密かに好きな作品。
平成ガメラ三部作のオマケのような扱いで、ガメラのデザインも可愛らしくなって。
でも、誕生から成長にと過程を考えたら、あとでじんわり来るデザインだと思います。

成長していくガメラで、相手怪獣ジーザスも身長の設定が大きくなく、かえって市街地の格闘シーンがリアルに感じました。

主役の少年、宮岡涼はDrコトー診療所で優しい役を演じてたままのイメージが、この作品にも生きていて良かったです。
夏帆も、少女で手術前の設定は?ですが、宮岡涼との演技が邪魔しないのが⚪です。
お父さん役の津田寛治は、平成のバイプレイヤーとして素晴らしいです。

ちなみに、相手怪獣ジーザスなんですが、フォルムもカッコいいし、怪獣らしい残虐性もあり、槍のような舌にエリマキ・・。しかし、全く人気が出ずに、あらゆる怪獣を扱うムックにもほぼスルーされてます(悲)
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