ゆき

鈴木家の嘘のゆきのレビュー・感想・評価

鈴木家の嘘(2018年製作の映画)
3.5
ちょうど最近、10年家から出ず引きこもっている女の人を外に出そう!という動画をみて。衝撃を受けたところでした。
家から一歩も出なかったって逆に凄いと思う。
今、ひきこもりの人たちの高齢化が社会問題頼にもなっているとのこと。


たまたま観たこの映画もお兄ちゃんがひきこもりになってしまい、自殺。お母さんはショックで記憶をなくし、お父さんと妹と親戚でお母さんのためにひきこもりをやめてアルゼンチンで働いているという嘘をつくというはなし。

ひきこもりっている本人も辛く、支えてる家族も辛く苦しい生活をしていることがわかった。
お父さん、お母さん、妹、おじさん・おばさんそれぞれの目線から分かりやすく描かれていました。

私はひきこもるのは嫌いではないので
休みの日は一歩も外に出ない日もあります。でも、やっぱり身体は疲れます。沢山動いての「疲れ」ではなく、モヤッとした気持ち悪い「疲れ」。何年もひきこもるって、そんだけ何かがあっただろうな〜とか思いながら。

何年か前に殺人事件があってその事件を観て自分のひきこもりの息子も人を殺すかもしれないと思い、父親が息子を殺したという事件も思い出して。

ひきこもりの原因は勉強でのつまづき、いじめ、病気があるみたいです。

今すぐできることは、人と人との関わり方、今一度考える。自分が何気なく言った一言は相手を傷つけてたかもしれないし。
後、人がつまづいた時にどうやったら出来るようになれるのかっていう方法も具体的に教えられる人間になりたいな〜と思いました。
ゆき

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