こすも

鈴木家の嘘のこすものレビュー・感想・評価

鈴木家の嘘(2018年製作の映画)
4.5
作家主義と俳優発掘を理念とした映画製作プロジェクトである松竹ブロードキャスティングの第6弾(ちなみに第7弾が「スペシャルアクターズ」)。
監督・脚本は本作で劇場映画デビューの野尻克己さんですが、コメディとトラジェディを見事に両立させた脚本は、新人とは思えない完成度です。
そして、この作品のヒロインとも言える長女役には新進の木竜麻生(きりゅうまい)さん。素晴らしい演技で脇を固めるベテラン勢にもひけをとらない存在感でした。
軽そうに見えて、どっしりとした充実感が味わえる、良い意味でギャップのある作品でした。
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