タスケ

君の膵臓をたべたいのタスケのレビュー・感想・評価

君の膵臓をたべたい(2018年製作の映画)
3.0
鮮やかで、張り裂けそうで、まばゆい。

10代の時には、言葉にするのが恥ずかしいような想いや瞬間がある。それは「君が好き」だとか、「一緒にいたいだとか」単純なものかもしれないし、「心配してるんだ」だとか「死んでほしくないんだ」といった字面だけでは言い表せない感情を込めたものでもある。「君の膵臓を食べたい」は本作において、10代のやり切れないせつなさや愛おしさ、そして必要とする気持ちを精一杯に詰めた言葉になった。
ちょっと歌の演出なんかが「君の名は」を意識してないか?って感じるところはあるけれど、見て前向きになれる、等身大の映画でした。
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