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君の膵臓をたべたいの3618のレビュー・感想・評価

君の膵臓をたべたい(2018年製作の映画)
3.0
原作既読です。
昨夏、実写版を観て感動した者です。

アニメ版予告の絵がきれい、BGMも静かでいい感じ。

公開が待ちどおしく、本日やっと鑑賞。

原作が同じであっても違う作品だし、
脚本も違うだろうし
実写版とは別作品
だから比べてはいけないのでしょうが
グッとくる場面のはずが、グッとこなかった。わかりやすく言えば泣けない。
キャラクターに感情移入できないまま終わってしまいました。
原因は作品そのものじゃなくて、自分の年じゃないかと思ったりして…。

原作にはないオリジナルストーリーを少し盛り込んでましたが、原作に近い脚本は概ね好感を持てました。ただ実写版1年後の後発である以上実写版を上回るものを期待させた分評価は辛くなりますね。

音楽について一言。
実写版も主題歌ミスチルが合わず、当アニメ版も音楽としては素敵でしたが合っていない気がしました。ボーカル入りの主題歌はよほどその作品の世界観にマッチしたものじゃないと余韻の妨げになったりしますね。難しいものなのかもしれません。でも映画音楽ってハマると相乗効果でより素晴らしい作品に仕上がったりします。実写版音楽の松谷卓+追加編曲伊藤ゴローが最高に素晴らしいインストだったのでアニメ版も期待し過ぎてしまいました。無駄に長い一言で失礼しました。
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