最近観た酷い映画だと未来のミライがダントツだったけど余裕でそれを超えてきて本気で途中で出ようかと思った。
原作で王道すぎるだろ……と泣き、実写映画で原作を思い起こさせる演技と演出に泣いた私はある程度期待を抱いていましたが、まぁものの見事に裏切られた。
本当に、君の名は。のなり損ないとしか思えない。中途半端に意識するならやめてくれとしか言えない。あまりにも全てがチープなのに雰囲気だけ新海誠やってるからもうこっちは冷めに冷める。
原作もそれほど素晴らしいというわけではなく、どちらかというと恵まれた設定で無理矢理泣かせるというか、これなら確実に泣くだろうという王道パターンで来てるのでそのチープさも他のチープさによって露呈してしまったのかな。
アニメ映画なのにアニメーションがとことん酷くて。良かったのはラストの星の王子さまっぽいシーンだけかな………キスするとき徐々に近づくシーンはパワポで静止画スライドしてんの？って感じだったし桜良の母親が泣いてるシーンは笑いこらえてんのかと思った。花火でかすぎんだろあれ。
声優もなんかいまいち。泣くシーン、実写映画では一番泣けたのにアニメでは一番冷めました。桜良はうるさすぎる。
でもでも、ボンジュール鈴木の曲が流れたのはよかった。それだけ。
