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君の膵臓をたべたいのたのレビュー・感想・評価

君の膵臓をたべたい(2018年製作の映画)
4.4
人は選択して生きている。

去年の実写も観たけど、こっちの方が断然好き。

浜辺美波はめちゃくちゃ可愛いかったけど、原作読んだときの桜良のイメージはこっちのアニメの方がかなり近かったからゴリゴリに感情移入してしまった。

高校生の日常だけど、桜良のキャラクターとか、名前を呼ばないところとか、細かい部分がフィクション要素強めな感じだからアニメの方が向いている作品な気がする。


共病文庫を拾うという選択から始まり、一緒に遊びに行くという選択、真実か挑戦かの選択、家に行くという選択、ガムをもらうかもらわないかの選択。

人生は自らの選択で変わっていく。

展開はわかってたのにやっぱり泣いてしまった。

友達や恋人といった枠組みを越えたお互いに憧れ合う関係の2人の想いが一致したことがわかる嬉しさと、もう二度と会えない悲しみが入り混じる涙は言葉には表せない感情。

そして、ラストシーンのお酒がとても良き。
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