このレビューはネタバレを含みます
切ない。ただただ切ない。
君の膵臓を食べたい
この言葉の本当の意味を理解するのに原作を何度読んだことか
原作も実写版も観ました。その後の鑑賞です。
実写版よりも原作のストーリーに近いです。もう少し丁寧な描写でもよいかなとは思いましたが…。
映像は美しく、水滴やガラスの光沢感、夕日の差し方がとても印象的でした。
涙の感じも、、
夜の街並みや街頭の映り込み、、青空
この作品は「光」の表現が細やかでとても繊細。
トンネルから抜けるシーン
雨の街頭下のやりとり
花火
どれも主人公の視線が心に刺さる
とても残る場面でした。
是非!次は原作を。原作ほど原点であり、純粋な涙が流れる一冊です。
自分は人生でも忘れられない1冊として刻まれました。