オールナイト上映で鑑賞。
自分がフェリーニの作品を観るのは『道』『アマルコルド』に続いて3作目。
今作はフェリーニの遺作だそう。
相変わらず、性に旺盛で、いい意味で楽観的、現実も夢もごちゃ混ぜの作風。
自分が観た2作でもお祭りシーンが頻出してたが、『ボイス・オブ・ムーン』も盛りだくさんでした。
祭りシーンでの名前の出ないようなキャラクターを見ていても人間に対して愛のあるような、人間が好きな作り手なんだなと想像できる。
あのセックスシーンのインパクトはすごい。
そこそこ多めの観客とオールナイトで観るのにぴったりな場面もあったりして、かなり満足でした。