こち

ボイス・オブ・ムーンのこちのレビュー・感想・評価

ボイス・オブ・ムーン(1990年製作の映画)
4.6
オールナイト上映で鑑賞。

自分がフェリーニの作品を観るのは『道』『アマルコルド』に続いて3作目。
今作はフェリーニの遺作だそう。

相変わらず、性に旺盛で、いい意味で楽観的、現実も夢もごちゃ混ぜの作風。

自分が観た2作でもお祭りシーンが頻出してたが、『ボイス・オブ・ムーン』も盛りだくさんでした。
祭りシーンでの名前の出ないようなキャラクターを見ていても人間に対して愛のあるような、人間が好きな作り手なんだなと想像できる。

あのセックスシーンのインパクトはすごい。

そこそこ多めの観客とオールナイトで観るのにぴったりな場面もあったりして、かなり満足でした。
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